タイトルは、アシトの活躍が一条花が小さい頃カンプ・ノウで見た福田監督の姿に重なったところから来ているのでしょう。
福田監督って現役時代バルセロナ相手に活躍する程の選手だったのか…。
すごい選手という話しは見た気がしますが。
今回の113話でエスペリオンは武蔵野を逆転します。
アシトの覚醒に合わせて、エスペリオンの選手もそれに応えるような良いプレイをしていますね。
今回だと朝利です。
112話でサイドチェンジを受けた朝利は、ダイアゴナルランで武蔵野DF陣を混乱に陥れます。
さらにアシトがダイアゴナルラン。
サイドバッグ2人がダイアゴナルランってもうむちゃくちゃ攻撃的というか、カウンターされたら大ピンチですよ。
いくら富樫達のおかげで、エスペリオンのDFが安定しているとは言え。
ダイアゴナルランでゴール前にポジショニングしたアシトに朝利がパスを出すのですが、この時の朝利がかっこいい。
サイドチェンジ直前にアシトが自分の顔を見て「かましてやろうぜ」と笑ってたなと、朝利も笑いながらパスを出します。
この試合の後半に関しては、朝利のアシトへの信頼は抜群のようです。
朝利からのパスを受けたアシトは、ゴール前を斜めに走っていきます。
コレを見た海堂杏里には、いままでの青井選手なら強引にでもシュートに行くのに大外へ逃げるなんてと消極的なプレイをしているように映ったようです。
それに対して一条花は、アシトのこのプレイの意図を分かっていました。
ダイアゴナルランをしたと。
武蔵野のディフィンス陣を引っ張って逆サイドをフリーにしたわけです。
そしてライン際で笑いながらパスするアシト。
笑い方がもう大胆不敵。
大友がパスを受けてシュートするんですが、武藤が後ろから当たってきて、シュートがそれてポストに当たります。
そのこぼれ球にアシトが追いつきます。
ここで一条花が小さい頃に観戦したカンプ・ノウを思い出します。
アシトはボレーシュートで武蔵野ゴールに叩き込みます。
武蔵野は前半は良かったんですが、後半は良いところなしですね。
この調子だと試合終了まで、あと2,3点くらい取られて大敗しそうです。
あと何分時間が残っているか知りませんが…。
後半のアシトは強すぎです。
ポジショニングとかダイアゴナルランを使うタイミングとかもばっちりなんですが、正確なサイドチェンジにボールのもらい方とか技術面でも見違えるほど良くなっています。
本当に覚醒と言っても良い成長っぷりです。
もう武蔵野戦の山場は終わった気がするので、次回の114話で武蔵野戦は終わりでしょうかね。