DAYS 219話「もっと声を」
前回の218話の最後で水樹のゴールで決まり、聖蹟は1点を返すことに成功します。
得点は1-3とまだ2点差で劣勢でありますが、聖蹟のチーム内では行けるかもしれないという雰囲気が出てきます。
観客席でも後半20分で2点差では逆転は無いだろうと思いながらも、どこか聖蹟の逆転を期待する雰囲気が出てきました。
聖蹟は、試合再開後もイケイケで攻めます。
しかし加藤がきっちりボールを奪取し、ゲームを落ち着かせようとします。
加藤はセンターバックの志村にボールを渡します。
志村はミスで少し動揺しているようです。
それが影響したせいか、パスが弱くつくしにパスカットをされてしまいます。
これで梁山は大ピンチに。
聖蹟は絶好のチャンスとつくしと風間の2人で攻め上げがるのですが、加藤がこの1対2の状態から止めます。
しかも加藤がクリアしたボールは風間にあたって外に出たので梁山ボール。
ここからの加藤がかっこよかった。
加藤は観客席の前まで移動し、観客を煽ります。
「声ぇ聞こえないぃっ!!もっと声くれぇっ!!!」
観客「梁ぉ山!!梁ぉ山!!」
加藤「もっとだぁ!!」
こんな感じで梁山を応援している観客を煽りまくります。
そして観客からの大声援を背中に受けながら、スローインに向かう加藤は正直かっこよかった。
顔はおっさんでもかっこいい。
梁山にとって嫌なムードが変わってしまいました。
ここで219話は終わりです。
次回220話「三傑」に続きます。
今回の219話は、加藤の回でしたね。
観客席に声援を求めて会場の雰囲気を変えるだけでなく、志村や他の選手が動揺して落ち着かない所をきっちり落ち着いてプレイ。
加藤が居なかったら、聖蹟は2点目を取れていたように思います。
そして観客席に声援を求めるパフォーマンスがかっこよかった。
あういうプレイは、きちんとプレイしている人間だから様になるんですよね。
ミスした人間や何もしてない人間にはできない行為です。
そして観客からの声援を背中に受けてスローインに向かう姿は痺れました。
これは聖蹟は残り時間の逆転は難しそうです。
次回のタイトルも「三傑」なので梁山ペースで試合が進みそうな予感。