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金田一 37歳の事件簿 ネタバレ 1話の感想 外見変わってない

金田一 37歳の事件簿の1話が掲載されているというので、久しぶりにイブニングを購入してみました。

マガジンポケットで連載されている犯人視点のスピンオフ漫画が面白くて、久しぶりに金田一を読みたい。

そう思っている所での本家本元コンビでの続編。

スピンオフではなく20年後の金田一を描く新シリーズ。

金田一少年から読んでいた読者としては、イブニングを購入してしまいます。

金田一37歳の事件簿の1話のあらすじ(ネタバレあり)

第1話のサブタイトルは「金田一一、37歳」。

PR会社のサラリーマンになっている金田一。

会社で金田一に回ってきた仕事は、リゾートホテルのオープニングイベント。

問題なのはそのリゾートホテルの場所だった。

その場所というのがオペラ座館があったあの歌島。

金田一は後輩の葉山まりんとともに縁結びツアーで歌島を訪れることに。

金田一は呪われた館はもうないのだから、何も起こるはずはないと考えている。

第1話はここまでです。

美雪とはどうなっている?

37歳で金田一はまだ結婚をしていない。

もしかして美雪とは別れたのかと心配したが、どうやらそんな事はないようだ。

美雪は大手航空会社のチーフパーサーとして世界中を飛び回っている。

なので今回の1話では登場しなかった。

しかし食事をちゃんとしているか心配するメールが滞在先のパリから届く所をみると、金田一の世話をする美雪という構図は高校の頃からあまり変わっていないようだ。

金田一は「はじめちゃん起きて」と美雪の声が吹き込まれた目覚まし時計を使っている。

これも金田一が朝きちんと起きられるか心配した美雪が贈ったものなのだろう。

結婚はしていないが、金田一と美雪の仲は高校の時からあまり変わっていないようだ。

佐木竜二と村上草太との友人関係は続いている

金田一少年から今回の37歳シリーズに登場したのが佐木竜二と村上草太。

佐木は映像関係の会社の課長をしている。

村上草太は地元信用金庫の課長で、結婚して二人の子供がいる。

金田一もそうなのだが、佐木も草大もまったく外見に変化はない。

違うのは着ている服がスーツになったことがぐらいだ。

寝起きの金田一には髭が少々あったがシェーバーで剃ってしまえば、高校時代と見分けがつかない。

ただ20年の時間の経過を感じさせるのが、3人が会っている場所が居酒屋だということ。

こういう場所を使うのは金田一たちが大人になったことを感じさせる。

もう謎は解きたくない

17歳の金田一が推理を披露するシーン。

こんな夢を見ていた37歳の金田一は、目が覚めた後「悪い夢」を見た。

そんな感想を漏らす。

そして歌島を訪れることになった後、美雪からのメールを見ながら

「もう謎は解きたくないんだ…お前なら分かってくれるよな?美雪…」

と意味深なセリフが。

推理や謎解きに対して37歳の金田一は何か複雑な思いを持っているようだ。

自分の推理が原因でトラウマになるような事がこの20年の間に何か有ったのかもしれない。

やはり20年の間で金田一にもなんらかの変化があるのだろう。

そう感じさせたのが歌島の名前を見た時の反応だ。

こんな犠牲者が多く出た事故物件でリゾートとか考えられないという反応だった。

17歳の金田一少年ならそんな事は気にしなかったと思うのだが。

そもそも通っていた不動高校で出た犠牲者は歌島よりも多いだろう。

それなのに歌島にそんな反応を示すというのは、金田一の変化を感じさせる。

金田一 37歳の事件簿 2話目以降はどうなる?

今回の1話の最後に金田一が

「何も起こりゃしないさ…!何も…」

と言ってるのが事件が起こるフラグにしか思えません。

それに事件簿というタイトルなので事件は起こるでしょうね。

それより気になるのは金田一の女性関係です。

金田一が住んでいる部屋の隣には、シングルマザーの森下桃香という女性が息子の走野(そうや)と住んでいます。

桃香は余ったおにぎりを金田一におすそ分けしたりします。

そして会社の後輩の葉山まりん。

彼女は金田一に対して好意を持っているように見えます。

金田一に任された歌島での仕事に立候補したりしてますから。

美雪が居ない時にどうなるのかとちょっと心配です。

とは言え金田一は美雪一筋なので大丈夫でしょうけど。