スピリッツ2017年52号に掲載されているアオアシ119話「スタートライン」を読んだので、感想を書いていきたいと思います。
週刊ビッグコミックスピリッツ 2017年52号(2017年11月27日発売)【電子書籍】[ 週刊ビッグコミックスピリッツ編集部 ]
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前回の118話で栗林がトップチームからユースに戻ることが決まる。
栗林が福田監督に何故トップチームから戻されたのかを尋ねるのですが、非常にレベルの高い話が展開されます。
栗林がトップチームの監督にアピールしようとする焦りがあり、怪我が怖いと思ったから福田監督はユースに戻したと答える。
怪我に泣いた福田監督だからこそ、感じるものが有ったのかもしれません。
アオアシ 119話の感想
アシトたちのAチームでの初練習。
大友や富樫は、Aチームの練習に苦戦。
ですが、アシトはAチームの控え組の中ではありますが、遜色ないスピードで練習をこなします。
行っている練習は、オシム式パス回し練習。
どんな練習かというとアシト、大友、富樫、黒田の4人がいたとします。
アシトが大友にパスを出すとしたら、同時に大友が次にパスする相手を指示。
つまりパスを出す時に次にパスを出す相手を伝えるという練習。
パスカットをしようとする選手もいますし、ダイレクトでパスを回していくので早い判断が求められます。
常に一歩先の判断が求められるこの練習は、Bチームでもちょくちょく行われている練習でした。
しかしBとAではスピードが全然違って、大友と富樫はついていくことが出来ません。
なのにアシトは、この練習に最初から適応。
武蔵野戦での覚醒でアシトの能力は相当上がっているようです。
アシトの焦り
アシトは、Aに昇格出来たことでやっとスタートラインに立てたと感じています。
プロになって母親に仕送りをするという夢をかなえるためのスタートライン。
そのことでアシトは、いつも以上に上を狙っています。
主力組の練習に混ざりたいと言って、控え組の2年生から反発されます。
ここは、顔見知りの平が「熱いやつなんだ」とフォローしてくれたので、何もありませんでしたが。
そして、黒田が忠告します。
「控え組と言ってもAはBとは全然違う。最初は練習についていけない」
そう言われてアシトは、控え組での練習をスタート。
黒田は一度Aに昇格しても、すぐにBに戻された経験があるため、表情がこの119話の間ずっと硬いままでした。
さてさて、アシトはAでやれるのでしょうか?
今回の最初の練習ではついていけているようですが…。
ここから福田監督の言葉によれば、練習の難度を上げていくそうです。
大友と富樫は、今の状態でも練習に付いていけない状態。
アシトもそうなる可能性があります。
来週の120話でどうなるかを楽しみに待ちたいと思います。
120話は来週発売のビッグコミックスピリッツ2018年1号に掲載。
もう2018年か。
早いなあ。